ポリゴンモデリング1

基本はプリミティブから

「インタラクティブ作成」は手動でズズズって動かしてサイズを決める方法だが、いまいち扱いづらいので使わない方法で。

プリミティブはデフォルト値で1cm程度の大きさになっているが、□でいじってわからなくなったら「編集/設定のリセット」でデフォルト値に戻せる。

プリミティブはチャンネルボックスで変更可能

プリミティブにあわせたプロパティが表示されるのでそこで変更できる。デフォルト数値では大体が1cmな感じでポンっと出てくるだけなので、作りたい大きさに大雑把に変更すればよい。

編集画面上で中マウスボタン押しながら左右で調整も可

よくやりがちなのがチャンネルボックスパネルの上でマウス操作しても何も起こらねーよ、というミス。必ず編集画面上で行う。

分割(マルチカット)

ポリゴンを切ったり切れ目を入れる。
マルチカットエッジループを挿入を使う。

SHIFTキーでグリグリ移動する刻み具合をスナップ調整

Ctrlキーでエッジループ挿入

一周して輪切りする。

  • Ctrl + 中マウスクリックでフェースの中心にピタっと輪切り
  • Ctrl + Shiftで前述のスナップ機能が使える

分割(エッジループ挿入)

マルチカットより詳しくエッジループを切れる

自動完了

自動でエッジループが一周してくれるかのオンオフ。

チェック やる事
オン 「一周して輪切りするとこんな感じですよ」というラインが表示される。マウスドラッグで移動できる
オフ 選択した2エッジ間でスパっと切断する感じ

位置の保持/エッジから相対距離・均等距離

エッジとエッジの間でどのようにスライスするか?の方法。

エッジフロー

曲面具合からいい感じで角度つけてエッジ切ってくれる機能

後からフロー具合を編集できる

エッジツールでフェースに沿ってエッジスライドできる

フェースの曲面に沿ってエッジが合わせてスライドできる。

編集・操作1

基本操作

ボタン 効果
Qキー 選択
Wキー 移動
Eキー 回転
Rキー 拡大縮小

 

区切りよく移動回転拡大縮小

フォトショップやイラストレータでSHIFTキー押しながらグリグリと45度づつ回転させるような

[st-mybox title="ポイント" fontawesome="fa-check-circle" color="#757575" bordercolor="#BDBDBD" bgcolor="#ffffff" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
Jキー押しながら操作する(移動・回転・拡大縮小)
[/st-mybox]

操作 効果|
Jキー押しながら移動(W) グリッドにスナップしながら移動
Jキー押しながら回転(E) 15度ずつ回転
Jキー押しながら拡縮(R) 2倍、3倍と100%づつ加算して拡縮

スナップ

XCVキーのどれかを押しながら移動ツールで移動

ボタン(押しながら) 効果 説明
Xキー グリッドスナップ グリッドにピタっと合わせて動く
Cキー カーブスナップ 作成したNURBUSカーブに沿って動く
Vキー ポイントスナップ オブジェクトの頂点に吸い付くように動く

イラレのようにオブジェクトや頂点エッジフェースを揃えたい時にも使う

揃えたい頂点達をポイントスナップさせようとして、どうもうまく行かない時は、以下の設定を試してみる。

数値で直接移動

名前 やる事
絶対トランスフォーム 絶対座標的な数値でトランスフォーム
相対トランスフォーム 今の位置からトランスフォーム

絶対的トランスフォームでX:0 Y:0 Z:0だと絶対座標で(0.0.0)にトランスフォーム移動。みんな(0.0.0)に集合する。

相対的トランスフォームの場合は「今いる座標から」という解釈なので、例えばX:1 Y:1 Z:1と入力すると、全体的に正方向に1ずつ斜めに移動する事になる。

ホットボックス/マーキングメニュー

スペースキーでホットボックス

メニューバーなどにある主要なコマンドが表示されそこからさらにコマンドを選べるようになる

右クリでマーキングメニュー選択

オブジェクトモード/頂点/エッジ/フェース と切り替えたりできる

Shift + 右クリでさらに詳細なマーキングメニュー

頂点/エッジ/フェースに特化したコマンドが表示される

Ctrl + 右クリで変換するマーキングメニュー

選択したフェースをエッジに、選択したエッジを頂点にと、選択したオブジェクトの選択項目を変換できる

フェース設定あれこれ

フェースの選択についての設定方法。不要ならばやらなくてもよい

フェース中心点に点を表示させる事で裏側のフェースを選択する方法

[st-mybox title="ポイント" fontawesome="fa-check-circle" color="#757575" bordercolor="#BDBDBD" bgcolor="#ffffff" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
ウィンドウ>設定・プリファレンス>プリファレンス
→選択項目>ポリゴンの選択項目>フェースの選択方法:センター
[/st-mybox]

バックフェイスカリング(裏側フェースの表示/非表示)

フェースを透けて見せる時にそもそも裏側のフェースを表示させない方法。
[st-mybox title="ポイント" fontawesome="fa-check-circle" color="#757575" bordercolor="#BDBDBD" bgcolor="#ffffff" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
ディスプレイ>ポリゴン>バックフェイスカリング
[/st-mybox]

よくあるシンメトリ

頂点エッジフェースを軸に対照(シンメトリ)で選択したり操作する

※バージョンによってはメニューバーになかったりします

画面・表示1

表示させておきたいウィンドウ

アウトライナー



シーンの全部品、オブジェクト、パーツ、登場人物的なモノがズラっと表示される。

 

チャンネルボックス レイヤエディター

オブジェクトを値で調節するパラメーター表やレイヤー管理

アトリビュートエディター

ノードとかもっと難しい設定。最初はあまり触らない。

カメラ操作

ボタン マウス カメラ動作
ALT(option)キー 左ボタンドラッグ カメラ回転
ALT(option)キー 中ボタンドラッグ カメラ水平移動
ALT(option)キー 右ボタンドラッグ カメラズーム

 

ボタン 効果 解説
Aキー 画面全体をズーム いい感じで画面内に収める
Fキー 選択したオブジェクトを中心にズーム これを拡大したいって時に

グリッド

MAYAの単位はセンチメートル(cm)




この画像は

  • 長さと幅を2=正負2cm(つまり4x4)
  • グリッドを1cm区切り
  • で、サブディビジョンはグリッドを4つに区切る

オプションでグリッドやサブディビジョンは表示/非表示切り替えられる。

MAYA

MAYA(LT)操作画面

MAYAとは

3DCG作成ソフトウェアです。まあググってこのサイトに来た人には説明するまでもありませんが、世の中の多くの映画のVFXやCG作成に使われています。Autodeskというメーカーが制作販売していまして、結構お値段高いです。プロ向け。

こんな感じ

MAYA Indieってのが販売されましたよ

2020年8月に個人・インディーズ制作者向けの「MAYA Indie」というお安いバージョンの製品が販売開始されました。

https://area.autodesk.jp/product/maya-3ds-max-indie/

個人制作や趣味や収入ウン百万以下という個人使用向けで、MAYAの性能を制限なしにそのまま使用できます。かつてのMAYA LTのようにレンダリングできないとか使用できる機能が制限されている(例えばサブディヴィジョンサーフェイスが使えないとか)という、ライト版にありがちな機能制限が一切ありません。個人向けのMAYA、と考えていいかも。